こんにちわ
施設基準管理士、カジハヤトです。
病院のを確施設基準認していると、「内法による測定による」といった表記に出会うことがあります。

一見、何のことはないように思えますが、この「内法」という言葉の意味を正しく理解しておかないと、施設基準を満たしていないと判断されてしまう可能性もあります。
今回は、病院施設基準における「内法」の意味や注意点について解説します。
この記事は「内法」って何?って人にオススメの記事です。
病院施設基準入門【場所・構造】内法(うちのり)とは?わかりやすく解説!図面の見方に注意!
概要
病院のを施設基準を確認していると、「内法による測定による」といった表記に出会うことがあります。
例えば以下
(3) 作業療法を行うためにふさわしい専用の施設を有しており、当該専用の施設の広さは、
作業療法士1人に対して 50 平方メートル(内法による測定による。)を基準とすること。
「内法による測定」って何なのでしょうか?

因みにこれ、「うちのり」と読みます。「ないほう」ではありません。
結論からいうと
つまり、壁の厚みを除いた実際に利用できる床面積を表します。
図で示すとこんな感じ。
内側から内側の面積ですね。
先ほどの施設基準の例でいうと50平方メートルというのは壁の内側から内側で測定し面積を算出しなければなりません。
まとめ
病院施設基準における「内法」について説明しました。
「内法」とは、
- 壁の内側から内側までの寸法
です。

言い換えると、実際に使えるスペースのことです。
適時調査などでは「面積は内法ですよね?」とか言う感じで確認されます。
いじわるなケースでは「面積はどのように算出されていますか?」とか聞かれます。
迷わず、「内法(うちのり)で算出しています。」と言うとカッコいいですね。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。