こんにちわ。
施設基準管理士、カジハヤトです。
入院時の食事代については令和6年度診療報酬改定において、「1食30円」の値上げが行われました。
令和7年度も値上げが行われるようです。

てか、原材料費の高騰、続いてますもんね。
米だって高くなってるし・・・。
今回はこのことについて調べてみました。
この記事は、医療機関にお勤めの方で入院時食事代に興味のある方にオススメの記事です。

本記事は私がわかりやすさ重視でまとめています。
実際に運用に関しては国の発表をよく確認してくださいね。
目次
診療報酬|入院時の食事代、患者負担「20円」アップ!令和7年4月から!
概要
物価・人件費高騰の対応として入院時の食事代について以下の案が出ています。
- 患者負担を「20円」アップ(2025年4月から)
- 低所得者には配慮

この記事執筆時はまだ「案」の段階です。
まず、
患者負担を「20円」アップ(2025年4月から)
については中央社会保険医療協議会 総会(第601回)資料「中間年改定の年に行う期中の診療報酬改定について」に書かれています。
中間年改定の年に行う期中の 診療報酬改定について

それぞれの基準における値上げ後の金額が表にまとめられています。
食の質を確保する観点とのことです。

あっ、これ一食の値段ですからね。
高くなったなって感じます。

スーパーで幕の内弁当買っても、600円はしますよね。
続いて、
低所得者には配慮
については、令和6年12月25日厚生労働省「大臣折衝事項(抄)」に書かれています。
令和6年12月25日厚生労働省「大臣折衝事項(抄)」


大臣折衝とは大臣が他省庁の大臣等と交渉をすることです。
ここに、患者負担について書かれています。
この中で、
- 低所得者に関して、所得区分等に応じて一定の配慮を行う。
とあります。

非課税世帯とかは配慮するってことかと思います。
まとめ
物価・人件費高騰の対応として入院時の食事代について以下の案が出ています。
- 患者負担を「20円」アップ(2025年4月から)
- 低所得者には配慮
まだ、案の段階ですが、上げてもらわないと医療機関は困ります。
物価・人件費が高騰いているのですから。
また、地方は悲惨です。
人口減で人材不足ですからね。
私の勤務する医療機関でも、患者さんはいるが医療従事者がいないという状況が起きています。
どうにか、診療報酬・施設基準で柔軟な対応をお願いしたいところです。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。