こんにちは。
施設基準管理士のカジハヤトです。
オンライン資格確認のもう一つの役割、「全国医療情報プラットホームの入口」について解説しようと思います。
オンライン資格確認はマイナ保険証とか使って資格確認をするあれです。
この記事は、医療機関にお勤めの方でオンライン資格確認等システム・全国医療情報プラットホームについて知りたい方にオススメの記事です。
本記事は私がわかりやすさ重視のざっくり記事です。
実際に運用するときは国の発表をよく確認してくださいね。
目次
オンライン資格確認等システム|全国医療情報プラットホームの入口としての役割もあるんです
概要
オンライン資格確認というと、マイナンバーカードで資格確認するものだというイメージが先行していますよね?(実際は従来の保険証でも資格確認できます。これに関しては以下記事参照)
実はもう一つの重要な役割があるんです。
それが
- 全国医療情報プラットホームの入口
です。
全国医療情報プラットホームとは?
入口の説明をする前に、全国医療情報プラットホームについて簡単に説明します。
全国医療情報プラットホームは一言で言うと
医療データをみんなで共有しましょっ!!
ってこと。
医療データをクラウドに集めて、みんなで参照できるようにしようとしています。
具体的に参照する医療データは
- 資格
- 処方箋
- 予防接種
- カルテ などなど
です。
実際に動き出すと、活用の幅は広がりそうですよね?
でも、心配なのはセキュリティーの問題。
誰でも参照できたら困りますからね。
そこで全国医療情報プラットホームの入口として利用するのがオンライン資格確認等システムなんです。
全国医療情報プラットホームの入口としてのオンライン資格確認等システム
全国医療情報プラットホームの入口としてオンライン資格確認等システムを利用します。
すでに動き出している施策として電子処方箋がありますのでそれをもとに説明します。
ここでは患者さん目線で電子処方箋を利用する手順を示します。
●オンライン資格確認システムを利用
- 本人確認
- 過去の処方情報提供に同意をするか確認する確認
- 電子処方箋の利用を確認
●医師は電子処方箋管理サービス(全国医療情報プラットホーム)から過去の処方情報を参照できるようになる
電子処方箋を利用するのに入口としてオンライン資格確認等システムを使用しました。
これを、そのほかの医療データ(全国医療情報プラットホーム)にも利用しようとしています。
まとめ
オンライン資格確認等システムはマイナンバーカードで資格確認をするだけではありません。
- 全国医療情報プラットホームの入口
としての役割もあることを説明しました。
ただ、個人的にはちょっとめんどくさいかなと思ってます。
いちいち顔認証とか、同意とかイヤですよね?
今後の政策に期待です。
マイナンバーカードのアンドロイド搭載とか。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。