こんにちわ。
施設基準管理士、カジハヤトです。
2024年度診療報酬改定で新設されたベースアップ評価料。
これ、すべて医療従事者の賃上げに充てる必要があります。
医療従事者として嬉しい評価なんでしょうが、患者さんにとってみれば
医療費が上がる
わけですよ。
今回はそんなベースアップ評価料について、患者さんに「何これ?」って聞かれた場合、どのように対応すべきか調べてみました。
この記事はベーシアップ評価料について、患者さんに聞かれたらどうしよう!?って方にオススメの記事です。
本記事は私がわかりやすさ重視でまとめています。
実際に届け出、算定するときは厚労省の発表をよく確認してくださいね。
ベースアップ評価料って何?患者さんから聞かれたら、なんて答える?
概要
ベースアップ評価料は2024年度診療報酬改定で新設されました。
ベースアップ評価料で得た報酬は全額、医療従事者の賃上げに充てる必要があります。
かなり特殊な診療報酬です。
多くの医療機関の領収書・請求書(外来)では「その他」の項目が追加され、
6点(初診)or2点(再診)
の、算定が始まっているはずです。
患者さんにとってみればその分、医療費が高くなり、支払額も増えます。
なので、
何だよ「その他」って?ベースアップ評価料だと?
ベースアップの原資を患者からとるのか!!!
と窓口で聞かれる可能性があります。
そんなとき、どう答えたらいいか・・・。
テンプレがあります。
ベースアップ評価料って何?聞かれたときのテンプレ
ベースアップ評価料は産業全体で賃上げが進む中、医療現場で働く方々の賃上げを
行い、人材確保に努め、良質な医療提供を続けることができるようにするための取組です。
ご理解くださいますよう、お願い致します。
です。
これ、厚労省が公表している「患者・利用者向けご案内リーフレット」
に書かれています。
このリーフレットを見なが説明すると良いかもしれませんね。
厚生労働省のお墨付きです。
まとめ
患者さんからベースアップ評価料について聞かれた場合の返答について、厚労省のテンプレを紹介しました。
テンプレは
ベースアップ評価料は産業全体で賃上げが進む中、医療現場で働く方々の賃上げを行い、人材確保に努め、良質な医療提供を続けることができるようにするための取組です。ご理解くださいますよう、お願い致します。
です。
これに関しては、疑義解釈でも紹介されています。
【ベースアップ評価料】
問1 ベースアップ評価料について、患者等に対して説明する場合は、どのような対応をすればよいか。(答)厚生労働省のホームページに掲載しているリーフレット等を活用し、適切な対応をお願いしたい。
ぜひ参考にしてみてください。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。