こんにちは。
施設基準管理士カジハヤトです。
今回は医療従事者のステップアップとして施設基準管理士資格の取得おすすめする記事です。
施設基準(病院)って
です。
例えば、精神科作業療法を行うには○○㎡以上の部屋が必要で、1日に一人の作業療法士が何人まで・・・などです。
ぶっちゃけ、そんなのあるんだ?って方もおられると思います。
施設基準管理士はこの施設基準を扱うスペシャリストです。
医師や看護師、コメディカルの資格と比べると全然メジャーではありません。
この記事は、医療従事者としてステップアップを目指す、マインドの高い人におすすめです。
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病院施設基準管理士資格|医療従事者のステップアップにおすすめな理由
施設基準管理士資格が医療従事者のステップアップにおすすめな理由は以下です。
- 病院の未来が読めるようになる
- 管理職が目指せる
- 経営会議に出席できる
順に説明していきます。
病院の未来が読めるようになる
病院は国の決めた診療報酬によって成り立っています。
これはみなさんご存じだと思います。
そして、その基となるのが施設基準です。
ということはどうでしょうか?
施設基準管理士資格を取得すると、
- 施設基準を体系的に理解できる
ようになります。
これはまさに、未来を読めるようになるということです。
例えば、国は入院医療から地域医療へと舵をとっています。(地域包括ケアシステム)
これは、在宅に関する診療報酬(施設基準)が手厚くなっていることから読むことができます。
また、逆に入院医療は厳しくなってきています。
これが自然とわかるようなるのが施設基準管理士なのです。
管理職が目指せる
施設基準管理士は事務員の資格だと思っていませんか?
それはNOです。
もし、あなたが看護師だったとします。
看護師の管理職である看護師長、または看護部長は勤務表から「様式9」という書類を作成しているはずです。
実はこれ、施設基準を管理する上でとても重要な書類なのですが、正確に作れている病院は少数なのが現状です。
一歩間違えると、高額な返還金を迫られることもありますので由々しきことです。
施設基準管理士の資格を取得する上で「様式9」は避けて通れません。
必ず、理解する必要があります。
もしあなたが、看護師で施設基準管理士の資格を取得したならば、管理職に近づくのは間違いないでしょう。
経営会議に出席できる
施設基準管理士は「病院の未来が読める」と前述しました。
これはまさに、経営の根幹にかかわることです。
2年に1度、診療報酬(施設基準)は改定されます。
このとき、施設基準管理士は力の見せどころです。
今後、「病院はどの医療に舵を取るべきなのか?」経営会議で発表することになるでしょう。
というのも、現状施設基準を体系的に理解できている人はほとんどいません。
あなたの病院にも、ピンポイントでの理解できていても体系的には理解できている人はいないと思います。
その意味でも施設基準管理士は重宝されるはずです。
まとめ
医療従事者のステップアップとして、施設基準管理士資格の取得おすすめな理由を紹介しました。
病院内で施設基準を体系的に理解できている人はほとんどいないのが現状です。
病院の収入の根幹にかかわることなのに由々しき事態です。
そんな理由もあり施設基準管理士資格は誕生したのだと思います。
施設基準管理士資格の歴史は浅く、年に一回の認定試験もまだ4回しか実施されていません。
資格保持者も全国で1,000人未満です。
今、この資格を取得すれば出世において他の職員からアドバンテージがとれますよ。
今回は以上です。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
ではまた。