こんにちわ。
施設基準管理士、カジハヤトです。
突然ですが、病院施設基準って読みにくいですよね?
文章が長い上、()とかが多くて・・・。見るのがイヤになります。
今回はそんな施設基準をわかりやすく読み解く方法を解説しようと思います。
私が施設基準管理士認定試験の勉強中に使用した方法でもあります。
この記事は、施設基準を理解したい方、施設基準管理士資格を取得したい方におすすめの記事です。
読みにくい病院施設基準、短い文に区切って考よう!箇条書きが正解です。施設基準管理士認定試験でも使えます。
病院施設基準って読みにくいんんですよ。
例えば、精神科作業療法の施設基準。
作業療法士は、専従者として最低1人が必要であること。ただし、精神科作業療法を実施しない時間帯において、精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア、精神科デイ・ナイト・ケア及び重度認知症患者デイ・ケア(以下この項において「精神科ショート・ケア等」という)に従事することは差し支えない。また、精神科作業療法と精神科ショート・ケア等の実施日・時間が異なる場合にあっては、精神科ショート・ケア等の専従者として届け出ることは可能である。
施設基準(通知)より引用
読みやすい文章とは言い難いですよね。パッと意味が頭に入ってきません。
でも、これは序の口なんですよ。
施設基準は、読みにくい文章のオンパレードなんです。
そんなときどうするか?
順に説明していきます。
まずは、短い文に区切って考えよう
まずは、施設基準を短い文に区切ります。
先程の精神科作業療法の施設基準をスラッシュで区切ってみましょう。
作業療法士は、専従者として/最低1人が必要であること。/ただし、精神科作業療法を実施しない時間帯において、/精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア、精神科デイ・ナイト・ケア及び重度認知症患者デイ・ケア/(以下この項において「精神科ショート・ケア等」という)に従事することは差し支えない。/また、精神科作業療法と精神科ショート・ケア等の実施日・時間が異なる場合にあっては、/精神科ショート・ケア等の専従者として届け出ることは可能である。
施設基準(通知)より引用
これだけでも、短文の集合として把握できるようになり、だいぶ読みやすくなります。
更に箇条書きにしていきます。
更にわかりやすくするため箇条書きにしていきます。
※前後の文を読み取り、文の前後に適当な語句を付け加えています。
●作業療法士は、専従者である必要があります。
●かつ、最低一人は必要です。
●ただし、精神科作業療法を実施しない時間帯においてですが、
●(精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア、精神科デイ・ナイト・ケア及び重度認知症患者デイ・ケア)
●以下この項において「精神科ショート・ケア等」ということにします。
●「精神科ショート・ケア等」に従事することは差し支えありません。
●また、精神科作業療法と「精神科ショート・ケア等」の実施日・時間が異なる場合についてです。
●「精神科ショート・ケア等」の専従者として届け出ることは可能です。
こうすると、非常にわかりやすくなります。
まとめ
施設基準を読みやすくする方法を解説しました。
読みやすくする方法は
- 短文に区切る
- 箇条書きにする
です。
これで、かなり読みやすくなります。
今回、わかりやすく説明するため、箇条書きまで行いました。
慣れてくると、そこまでする必要はありません。
以下は私の実際のテキストです。
テキストに直接書き込んでます。
例では「精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア、精神科デイ・ナイト・ケア及び重度認知症患者デイ・ケア」が何を指しているかのかイメージで分かるように矢印、波線を追加しています。
施設基準管理士認定試験ではテキスト持ち込み可な上、手書きのメモも可です。
こんな感じで、テキストを読みやくして試験に備えましょう。
今回はこれまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。