こんにちわ。
施設基準管理士、カジハヤトです。
令和5年4月から、オンライン資格確認の導入・普及に関する加算の特例措置が実施されます。(外来診療)
患者さんにしてみれば、医療費が上がることになります。
マイナ保険証(マイナンバーカード)を利用しないで受診した場合と利用して受診した場合で上がり幅は異なります。
色んなものが値上がりしていますが、医療費まで上がるという・・・
今回はこのことについて、患者さん目線で解説したいと思います。
この記事は、4月からの医療費について興味のある患者さんにオススメの記事です。
マイナ保険証(マイナンバーカード)を利用しないと?令和5年4月から医療費が値上げされます!でも、一番お得なのは・・・最後まで読んでね。
概要
令和5年4月から医療費が上がります。これは12月までの特例措置です。
マイナ保険証(マイナンバーカード)を利用しないで受診した場合と利用して受診した場合で異なります。
まずはマイナ保険証を利用しないで受診した場合から説明します。
マイナ保険証を利用しないで受診した場合
マイナ保険証を利用しないで受診した場合、初診時で+60円、再診時では+20円となります。
3割負担ですと、初診時で+18円、再診時では+6円となります。
マイナ保険証を利用して受診した場合
一方、マイナ保険証を利用して受診するとどうなるかと言うと、初診時で+20円、再診時では+0円となります。
3割負担ですと、初診時で+6円、再診時では+0円となります。
まとめ
4月からの医療費の値上げについて説明しました。
マイナ保険証を利用した場合と利用しない場合で値上げ幅は異なります。
患者さんにしてみれば
- マイナ保険証を利用したほうが医療費はお得!!
という話です。
マイナ保険証を広めるための措置でしょうね。
でも、ちょっと待ったーーーーー!!!
実はこれ、オンライン資格確認システムの導入が完了している医療機関を受診した場合の話。
現状、まだオンライン資格確認システムの導入が完了していない医療機関(オンライン資格確認を行う体制を有していない)ではそもそもこれらの値上げはできません。
ですので、一番お得なのは・・・
- マイナ保険証のカードリーダーがまだ置いていない医療機関(オンライン資格確認を行う体制を有していない医療機関)を受診すること
です。
とんだ、オチでした。
オンライン資格確認システムの導入に関しては、医療機関に対して猶予期間が設定されています。
まだ、導入されていない医療機関は結構あるのですよ。
私の勤務する精神科病院もその人つです。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。