こんにちは。

施設基準管理士カジハヤトです。

オンライン資格確認ってマイナ保険証で「ピッ」てやって資格確認するもんだって思ってません?

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私はそう思ってましたよ・・・。

実は従来の保険証も使えたりします。

そして、それから派生する便利機能もあるんです。

今回はこのことについてわかりやすく解説します。

この記事は医療機関にお勤めの方で、オンライン資格確認について知りたい方にオススメの記事です。

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本記事は私がわかりやすさ重視でまとめています。
実際に届け出、算定するときは厚労省の発表をよく確認してくださいね。

 

オンライン資格確認等システム|マイナ保険証(マイナンバーカード)がなくても使えます!便利な一括照会も紹介

受付で話す患者と職員

マイナ保険証(マイナンバーカード)がなくても資格確認ができるんです!

オンライン資格確認等システムではマイナ保険証(マイナンバーカード)の提出がなくても資格確認ができます。

このことは厚労省HPの~オンライン資格確認導入に関する資料~に掲載されています。

レセプトコンピュータ上で患者の健康保険証の保険者番号・被保険者証記号・番号・⽣年月日の情報を入⼒することで、即座に資格の有効性が確認でき、患者情報取得できます。(レセプトコンピュータの改修についてはシステムベンダーにご相談ください。)

厚労省「オンライン資格確認でできること」より引用

これは

保険証の記号・番号・生年月日があれが資格の有効性が確認できる

ということです。

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オンライン資格確認と言えば「マイナンバーカード」とイメージが先行していました。

記号・番号・生年月日を使った便利機能!!

保険証の記号・番号・生年月日があれが資格の有効性が確認できるこのことを使った便利機能があるので紹介します。

それは

来院・来局前に事前確認できる一括照会

です。

オンライン資格確認導入に関する資料
健康保険証の資格確認がオンラインで可能となります(医療機関・薬局向け)より引用

これによると、オンライン資格確認等システムを使って、レセコンにある患者さんの資格か有効かどうか一括で確認できるということ。

これは資格喪失による返戻を防ぐことにつながります。

資格喪失している患者さんに的を絞って対応することもできます。

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ぶっちゃけ、オンライン資格確認等システムでこれが一番の利点ではないかとも思います

まとめ

以上、マイナ保険証がなくてもオンライン資格確認ができることについて説明しました。

まとめると

  • マイナ保険証(マイナンバーカード)がなくても資格確認はできます
  • 健康保険証の記号・番号・生年月日で資格の有効性を確認できます
  • 記号・番号・生年月日から一括照会もできます

ということになります。

マイナ保険証なくても資格確認はできますが、マイナ保険証があるほうが取得できる情報は多いです。

例えば

  • 薬剤情報

これはマイナ保険証がないと照会できません。

薬剤情報を踏まえた、手厚い診療を希望の患者さんはマイナ保険証が必要です。

今回はこれまでです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

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