こんにちわ。
施設基準管理士、カジハヤトです。
医療機関が患者さんからインボイスを求められることは稀でしょう。
しかし、まったく求められることがないわけではないので、医療費のインボイス例を作ってみました。
保険内の非課税分と保険外の課税分を含んでいるところが特徴です。
この記事は医療機関にお勤めの方で「医療費のインボイスを求められたときのために準備しとこっ!」って方にオススメの記事です。
【病院・医療機関】非課税取引と課税取引を含む医療費のインボイス作ってみた!
患者さんからインボイスを求められることは以下の理由から稀でしょう。
- 基本的に患者さんは消費者である
- 保険診療は非課税である
ただし、患者さんが事業者であって、医療費に課税分が含まれる場合等は求められるかもしれません。
ということで、保険内の非課税分と保険外の課税分を含んだインボイス(請求書)を作ってみました。
それがこちら。
保険診療分(非課税)に加え、診断書(課税)があるというパターンを想定してみました。
ポイントはこれまでの請求書に加え以下の項目が加わっているところ。
- 登録番号
- 適用税率
- 税率ごとに区分した消費税額等
非課税分を含んだインボイスの例は、なかなか見当たりません。
今回、条件を満たした上でこんな感じかなと作ってみました。
まとめ
医療費のインボイス請求書を作成してみました。
患者さんが事業者であって、医療費に課税分が含まれる場合等は発行を求められるかもしれません。
今の内に準備しておきましょう。
インボイス制度に簡関して、ほとんどの医療機関は、患者さんから求められたときだけ別途、インボイスを発行する方向で準備しているそうです。
会計システム(レセコン)のベンダーさんからの情報です。
常時、発行する請求書はインボイスになっていないということです。
わざわざ、システムの変更はかけないということでしょう。
今回、非課税分(保険診療)と課税分を一まとめにしたインボイス例を作成しましたが。
そもそも、非課税分(保険診療)にインボイスは関係ありません。
保険診療の非課税分だけ通常通り、会計システム(レセコン)で発行して、課税部分だけ別途インボイスを発行するというのもありかもしれません。
そうするともっとシンプルなインボイスになりますよね。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。