こんにちわ。
施設基準管理士のカジハヤトです。
ワクチン接種(4回目)の話題が出てきました。
どうやら、接種対象者がこれまでとは異なるようです。
我々、医療従事者が含まれるのか気になるところです。
今回は厚労省事務連絡「新型コロナワクチン追加接種(4回目接種)の体制確保について(その2)」より 接種対象者について、読みやすくかみ砕いてみようと思います。
もめるな、こりゃ。
新型コロナワクチン|4回目接種の対象者は?医療従事者は含まれない?わかりやすくかみ砕いて説明します。
現状、接種対象者は
- 60歳以上の者
- 18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する者等
となっています。
このことは、接種対象者は厚労省事務連絡令和4年4月28日「新型コロナワクチン追加接種(4回目接種)の体制確保について(その2)」に書かれています。
新型コロナワクチン追加接種(4回目接種)の体制確保について(その2)
では、詳しく見ていきましょう。
1.接種対象者について
4回目接種の対象者については、現時点で得られている科学的知見等により、3回目接種の完了から5か月以上が経過した60歳以上の者及び18歳以上60歳未満の者のうち、基礎疾患を有する者その他新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める者(以下「60歳未満の基礎疾患を有する者等」という。)とすることが適当であるとされた。
基礎疾患の具体的な内容としては、自治体向け手引き(7.1版)第2章2(2)アの表1に列挙するものが想定されるため、同表を参照すること。
また、基礎疾患を有する者等に対して接種を行う場合に、特に留意すべき点については、下記6を参照すること。加えて、分科会では、4回目接種について、上記の4回目接種対象者のうち60歳未満の者については、予防接種法(昭和23年法律第68号)第9条に規定する努力義務を適用しないこととすることが適当であるとの方針も取りまとめられたため、留意すること。なお、同法第8条に規定する接種勧奨については、上記の4回目接種の対象者すべてについて実施することが適当であるとされている。
なお、4回目接種の対象者の範囲については、引き続き様々な情報を収集しながら検討を行っていくこととなることを申し添える。
わかりやすくかみ砕いていきます。
●4回目接種の対象者(3回目接種の完了から5か月以上が経過)
①60歳以上の者
②18歳以上60歳未満の者のうち、基礎疾患を有する者
③その他新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める者
※②と③は、以下「60歳未満の基礎疾患を有する者等」と呼びます。
●これらは科学的知見等により判断しました。
●基礎疾患の具体的な内容は、自治体向け手引き(7.1版)第2章2(2)アの表1に列挙するものが想定されます。
3 基礎疾患を有する者
1.令和3年度中に 65 歳に達しない者であって、以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
・慢性の呼吸器の病気
・慢性の心臓病(高血圧を含む。)
・慢性の腎臓病
・慢性の肝臓病(肝硬変等)
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
・血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
・免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)
・ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
・染色体異常
・重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
・睡眠時無呼吸症候群
・重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している(※)、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している(※)場合)
(※) 重い精神障害を有する者として精神障害者保健福祉手帳を所持している方、及び知的障害を有する者として療養手帳を所持している方については、通院又は入院をしていない場合も、接種順位の上位に位置づける基礎疾患を有する者に該当する。
2.基準(BMI30 以上)を満たす肥満の方
●ですので、その表を参照してください。
●基礎疾患を有する者等に対して接種を行う場合には注意事項がありますよ。
●下記6を参照してくださいね。
●4回目接種対象者のうち60歳未満の者については、予防接種法(昭和23年法律第68号)第9条に規定する努力義務を適用しないこととなっていますよ。
●でも、同法第8条に規定する接種勧奨については、上記の4回目接種の対象者すべてについて実施することが適当であるとされていますよ。
●これは分科会の判断ですよ。
●4回目接種の対象者の範囲については、引き続き様々な情報を収集しながら検討を行っていきます。
まとめ
4回目のコロナワクチン接種対象者は
- 60歳以上の者
- 18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する者等
60歳以上の者はこれまで通り、市町村から接種券が送られてくるようです。
18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する者等は申請が必要になるかもしれません。
そして現状、医療従事者ははずれています。
ただ、
と検討の余地を残しています。(わざわざ名言して)
これたぶん、医療従事者のことだと思います。
なんだかんだで、医療従事者も追加されることになるのではないでしょうか。