こんにちわ。

施設基準管理士、カジハヤトです。

食材料費の高騰に対する支援について重点支援地方交付金が活用されるようです。「デフレ完全脱却のための総合経済対策」(令和5年11 月2日閣議決定)

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次の診療報酬改定までにはまだ、半年ありますからね。それまでの繋ぎでしょう。

しかも、次は6月改定ですから。

今回はこの食材料費の高騰に対する支援についてわかり易くまとめてみようと思います。

この記事は医療機関における食材料費の高騰に対する支援について興味のある方にオススメの記事です。

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本記事は私がわかりやすさ重視でまとめています。
実際に届け出、請求するときは厚労省や都道府県の発表をよく確認してくださいね。

【病院・医療機関支援】食材費高騰、1床につき6,400円支給!重点支援地方交付金活用

食材費高騰がわかる写真

食材料費の高騰に対する支援について厚労省から事務連絡がありました。(令和5年11月6日)

具体的には

  • 許可病床数 × 6,400 円

が保険医療機関に支給される予定です。

このことが、「医療機関への支援に関する「重点支援地方交付金」の活用について(食材料費関係)令和5年11月6日」に書かれています。

医療機関への支援に関する「重点支援地方交付金」の活用について(食材料費関係)令和5年11月6日

医療機関(保険医療機関に限る。)への食材料費の高騰に対する支援事業(対象施設と支援額)について

本支援事業は、入院時の食費の基準が、長年据え置かれ、介護保険とも差が生じていることを踏まえ、診療報酬の見直しに向けた検討を行うことと併せ、それまでの間(令和5年度中)食材料費の高騰に対し医療機関を支援するためのものです。
※ 令和5年度中については本交付金により対応。令和6年度については、地域医療介護総合確保基金による対応を念頭に、診療報酬の見直しと合わせ、令和6年度予算編成過程において検討することとされています。
(1) 病院・有床診療所:許可病床数 × 6,400 円(1食当たり20 円相当)
※ 上記は令和5年度下半期の半年間を対象としたものです。

医療機関への支援に関する「重点支援地方交付金」の活用について(食材料費関係)厚労省事務連絡(令和5年11月6 日)

わかり易く箇条書きにしてかみ砕いていきます。

●医療機関(保険医療機関に限る。)についてです。

●食材料費の高騰に対する支援事業(対象施設と支援額)についてです。

●本支援事業は、入院時の食費の基準が、長年据え置かれ、介護保険とも差が生じていることを踏まえてです。

入院時食事療養費は20年近く据え置かれ、実態とずれています。
更に介護保険とも・・・。

●これに関しては診療報酬の見直しに向けた検討を行うことを合わせておこなっています。

●それまでの間(令和5年度中)食材料費の高騰に対し医療機関を支援するためのものです。

●※ 令和5年度中については本交付金により対応。

●令和6年度については、診療報酬の見直しと合わせ、令和6年度予算編成過程において検討することとされています。(地域医療介護総合確保基金による対応を念頭)

(1) 病院・有床診療所:許可病床数 × 6,400 円(1食当たり20 円相当)

●※ 上記は令和5年度下半期の半年間を対象としたものです。

まとめ

食材料費の高騰に対する支援についてみてきました。

重点支援地方交付金が活用され、医療機関(保険医療機関)に

許可病床数 × 6,400 円

が支給される予定です。

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今回の事務連絡は都道府県宛です。
ですので、都道府県を通じて支給されるんでしょうね。

注意したいのはこれは、これは令和5年度中のものということ。

そして、令和6年度の診療報酬改定は6月に後ろ倒しされています。

てことは、6月分の診療報酬は8月に入ってきますよね。

●令和6年度については、診療報酬の見直しと併せて検討

と書いてありますが、診療報酬じゃ8月まで入ってきませんからね・・・。

それまでの支援もお願いしたいところです。

今回はここまでです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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